全5章/ステップ0〜7/練習6本

AI社内研修カリキュラム

社内でAI活用を広げる役割を担う人・各部署のAI推進担当者に向けた研修です。この研修で何を学び、何ができるようになるかをまとめました。5つの章を順番に登っていきます。各回のやること、手を動かす練習、研修の中で決めること、公式の学習サイトで学ぶ内容まで載せています。

1

この研修のねらい

AIを使える人を増やすのではなく、AIを使う会社にすることを目指します。

この研修の合格の線は、すべて「別の人がやっても同じ結果になるか」で決めます。ある人が上手にできることは、合格にしません。

  • ボタンの押し方は覚えません。画面はすぐ変わるからです
  • 覚えるのは「AIにどこまで任せるか」の決め方です
  • 会社の実際の仕事を1つ選び、最初から最後までその仕事で練習します
  • 終わったときに、手順書とチェックの仕組みが会社に残ります
2

だれが受けるか

社内でAI活用を広げる役割を担う人・各部署のAI推進担当者 向けです。

受講する人

  • 社内でAI活用を広げる役割を担う人
  • 各部署のAI推進担当者

AIを自分で使えるようになるだけでなく、他の人が同じようにできる状態を社内に作るところまでを担う人が対象です。プログラムの知識は要りません。

社長・役員に同席していただく回があります。ステップ0・1・3・4・5の5回です。どれも「AIにどこまで任せるか」「最後にだれがOKを出すか」といった線を引く判断で、現場だけで決めると後から覆るためです。

全部の回に全員が出る必要はありません。回ごとに「全員」「AIを広げる担当の人」を分けています。

この資料の見方:白いカードは、この研修の中身です。紫の枠は、うちが作ったものではありません。Anthropicという会社が無料で公開している学習サイトの内容です。

白いカードこの研修の中身(目的・練習・合格の線)
紫の枠公式の学習サイトで学ぶこと(引用)
3

5つの章と、2つのゴール

第3章の終わりで1つ目、第5章の終わりで2つ目のゴールに届きます。

第1章
理解
AIの仕組みを知る
第2章
実践
AIに仕事を任せてみる
第3章
仕組み化
だれがやっても同じ出来にする
★ゴール①
第4章
自律化
人が動く前に終わらせる
第5章
組織化
会社全体に広げる
★ゴール②
ゴール①/第3章の終わり

担当が変わっても、同じ出来になる

「あの人しかできない」が止まる地点です。ここまでで研修を終える会社もあります。

ゴール②/第5章の終わり

次の仕事も、社内だけでAIに任せられる

外の先生に頼らず、別の仕事用のAI環境を社内で立ち上げられる状態です。

流れは「理解 → 実践 → 仕組み化 → 自律化 → 組織化」です。順番は入れ替えられません。前の章で作った物を、次の章で使うからです。

4

第1章|理解

AIの仕組みを知る。使いはじめる前に、見せてよい情報の線も決めます。

ステップ0

AIの仕組みを知る

目的:AIがなぜそう答えるのかを知る。あわせて、いまの仕事の出来ばえを記録しておく。

  • AIが答えを作る仕組み
  • できること・できないこと
  • まちがえやすいところ(名前・数字・日付・出どころ)
  • AIが一度に覚えていられる量には、限りがあること
  • 会社の秘密や個人情報の扱い方
  • 練習に使う仕事を1つ決めて、いまの状態を記録する
できるようになること:AIの答えをそのまま信じてはいけない理由を、自分の言葉で言える。
出る人全員
社長・役員参加が必要
決めることだれが受けるか/練習に使う仕事1つ/どこまでできたら合格か
会社に残るもの練習に使う仕事、いまの出来ばえの記録、合格の線の下書き
公式の学習サイトで学ぶこと

英語の名前は、あとで公式サイトを探すとき用です。読み飛ばして大丈夫です。

AI Capabilities and Limitations/AI Fluency: Framework & Foundations

  • 次の言葉を確率で選ぶ仕組み Next Token Prediction
  • 学習データの締め切り日 Knowledge cutoff
  • 一度に覚えていられる量 Working Memory / Context window
  • 言うことを聞いてくれる度合い Steerability
  • もっともらしい嘘を作ること Fabrication
  • 自信の度合いのずれ Confidence calibration
  • 相手に合わせて同意してしまう癖 Sycophancy
  • 任せる・伝える・見極める・律するの4つ The 4D Framework
ステップ1

AIの入口を使い分ける

目的:AIへの頼み方と、見せてよい情報の線をそろえる。やり直しの回数を減らす。

  • Claude.ai・Cowork・Claude Codeのちがい
  • 相談する仕事と、やってもらう仕事のちがい
  • ファイルの渡し方
  • 頼むときに伝える4つ(役割・背景・してほしいこと・出す形)
  • 「読むだけ」と「書き換えてよい」のちがい
  • 社内で見せてよい情報の線
できるようになること:用途に合う入口を選び、少ないやり直しで頼める。
出る人全員
社長・役員参加が必要
決めること見せてよい情報/絶対に触らせない情報/社内で使うAIの入口
会社に残るもの入口の使い分け表、OKが出た頼み文のひな型1本、見せてよい情報の一覧
公式の学習サイトで学ぶこと

英語の名前は、あとで公式サイトを探すとき用です。読み飛ばして大丈夫です。

Claude 101/Introduction to Claude Cowork

  • 3つの入口 Chat / Cowork / Code
  • 案件ごとに情報を置く場所 Projects
  • その場で作る成果物 Artifacts
  • 手順書 Skills
  • 外の道具とのつなぎ Connectors
  • 社内の資料をまとめて探す Enterprise Search
  • 深く調べる Research
  • Coworkの作業場 Workspaces
  • いつも守らせる前提 Global instructions
  • いくつもの手順を続けてやらせる単位 Task loops
  • 安全に使うための決まり Best practices for working safely
5

第2章|実践

AIに実際に仕事を任せます。そして、出てきた物を見る目を作ります。

ステップ2

AIに仕事を任せてみる

目的:AIを相談相手から作業係にする。動かす前に、計画を読ませる。

  • 相談する相手と、仕事を任せる相手のちがい
  • 調べる → 計画する → やる → 確かめる、の流れ
  • やらせる前に、計画を出させて読む
  • 計画を直してから、やらせる
  • 人が必ず見る場所を決める
  • AIにしてよいことの範囲を決める
できるようになること:AIの計画を読み、直して、安全な範囲でやらせられる。
出る人AIを広げる担当の人
社長・役員どちらでも
決めること実際にやる人/最初に任せる仕事の範囲/人が必ず見る場所
会社に残るもの練習に使う仕事の計画のひな型、必ず見る場所の一覧
公式の学習サイトで学ぶこと

英語の名前は、あとで公式サイトを探すとき用です。読み飛ばして大丈夫です。

Claude Code 101/Claude Code in Action

  • Claude Codeの動き方 How Claude Code works
  • 調べる→計画→やる→記録 の流れ The explore-plan-code-commit workflow
  • 読むだけモード Plan mode
  • 覚えていられる量のやりくり Context management
  • 長い作業の進め方 Steering long sessions
  • 要約でつめる/巻き戻す Summary compaction / rewind
  • 操作の許可レベル Permission modes
ステップ3

できあがったものを見る

目的:毎回ぜんぶ見るのをやめる。先に「まず疑う場所」を決めておく。

  • 名前・数字・日付・出どころを確かめる
  • 抜けや、形のくずれを見つける
  • 仕事ごとに「まず疑う場所」を決める
  • 合格と、やり直しの線を作る
  • 最後にOKを出す人を決める
  • これまでの成果物と、AIが出したものを見比べる
できるようになること:できあがったものを見て、まず見る場所をすぐ言える。
出る人全員
社長・役員参加が必要
決めること合格の線を決める人/確かめる項目/最後にOKを出す人
会社に残るものチェック項目の一覧、まちがい方の分け方、まず疑う場所の一覧
公式の学習サイトで学ぶこと

英語の名前は、あとで公式サイトを探すとき用です。読み飛ばして大丈夫です。

Claude Code in Action/Claude Code 101/AI Fluency: Framework & Foundations

  • 自動のチェック手順 Verification skills
  • だれも見ていない実行の確かめ方 Trust it: Verifying unsupervised runs
  • 合格の線を通らないと進めなくする Test-gated verification
  • できあがったものを見直す Code review
  • 見極め Discernment
  • 伝える↔見極めるの往復 The Description-Discernment loop
6

第3章|仕組み化

ここが本題です。この章の終わりが、1つ目のゴールです。

ステップ4

だれがやっても同じ出来にする

目的:その人の工夫を、会社のものにする。担当が休んでも同じ出来になるようにする。

  • 毎回守ってほしいことを、1つのファイルに書いておく
  • 仕事の手順を、使い回せる手順書として残す
  • 確かめや「やってはいけないこと」を、自動で走らせる
  • チェック項目を組み込む
  • 手順書は、その仕事をしていた人以外が書く
  • 別の人にやってもらって、同じ出来になるか試す
できるようになること:担当が休んでも、別の人が同じ頼み方で同じ出来にできる。研修前より、出来のちがいが小さくなる。
出る人全員
社長・役員参加が必要
決めること会社のやり方としてOKを出す形/どこまで配るか/直す責任者
会社に残るもの覚え書きのファイル、手順書、チェック項目、研修前後の記録
公式の学習サイトで学ぶこと

英語の名前は、あとで公式サイトを探すとき用です。読み飛ばして大丈夫です。

Claude Code 101/Claude Code in Action/Introduction to agent skills

  • 毎回読ませる覚え書きのファイル The CLAUDE.md file
  • ちゃんと守られる書き方 A CLAUDE.md that follows
  • 使い回せる手順書 Agent Skills / SKILL.md
  • 最初の手順書を作る Creating your first skill
  • 設定と、ファイルを分けた作り Configuration and multi-file skills
  • どの機能をいつ使うか Skills vs other Claude Code features
  • 決まった場面で必ず動く見張り Hooks
  • 自動のチェック手順 Verification skills
  • うまく動かないときの直し方 Troubleshooting skills
ここがゴール①

担当が変わっても、同じ出来になる

会社によっては、ここまでで研修を終わりにできます。先へ進むかどうかは、この時点で決めていただけます。

7

第4章|自律化

朝、出社した時点で下ごしらえが終わっている。それを安全な範囲から作ります。

ステップ5

人が動く前に終わらせる

目的:人が動く前に準備が終わる仕事を作る。ただし、まず影響が及ぶ範囲を囲ってから。

  • 自動でやらせる仕事を、しぼる
  • してよいことの範囲を、少しずつ広げる
  • 決まった時間に動かす。長い仕事も任せる
  • 人が確かめるタイミングを決める
  • 止める条件と、おかしくなったときの戻し方を決める
  • 事故・やり直し・あぶなかったことを記録する
できるようになること:朝、担当が動く前に、確かめられるものが用意されている。
出る人全員
社長・役員参加が必要
決めること自動で通す範囲/止める条件/結果を見る人/おかしくなったときの戻し方
会社に残るもの自動で動かす設定、止める条件、見張る人、元に戻す手順、事故の記録
公式の学習サイトで学ぶこと

英語の名前は、あとで公式サイトを探すとき用です。読み飛ばして大丈夫です。

Claude Code in Action/Introduction to Claude Cowork

  • 操作の許可レベル Permission modes
  • 自動の見張り。危ない操作を止める Hooks
  • 決まった時間に動く仕組み Routines
  • 画面を開かずに1回動かす Headless
  • 時刻を合図に始まる仕事 Scheduled tasks
  • 自動の見直しを組み込む GitHub Actions and Code Review
  • だれも見ていない実行の確かめ方 Trust it: Verifying unsupervised runs
  • 巻き戻し Rewind

安全のために:この回では、全員に危ない操作を試させることはしません。許可の範囲・巻き戻し・止める条件は、講師がやって見せます。

8

第5章|組織化

一部のパソコンの中だけの仕組みを、会社のものにします。

ステップ6

だれでも入れられるようにする

目的:新しく関わる人でも、安全に入れて、同じ仕事ができるようにする。

  • 入れる手順をそろえる
  • 配るファイルや設定の中身を、先に確かめる
  • だれが使えるか、どこにつなぐかを管理する
  • 直す責任者と、見直す人を決める
  • いちばん関わっていない人に、実際に入れてもらう
  • 口で説明しなくても同じ結果になるか確かめる
できるようになること:新しく入った人が、手順どおり入れるだけで同じ結果を出せる。
出る人AIを広げる担当の人
社長・役員どちらでも
決めることどこまで配るか/直す責任者/配る前に見る人/社内の道具にどこまでつなぐか
会社に残るもの配る一式、入れる手順、直した履歴、つなぎ先の一覧、直す責任者
公式の学習サイトで学ぶこと

英語の名前は、あとで公式サイトを探すとき用です。読み飛ばして大丈夫です。

Claude Code in Action/Introduction to agent skills/Claude Code 101/Introduction to Claude Cowork

  • 一式をまとめて配る入れ物 Plugins
  • 手順書を人に渡す Sharing skills
  • 配る前に中身を確かめる Validating skills for plugins
  • 作ったものをチームへ配る Share what you build with your team
  • 社内外の道具とのつなぎ口 MCP
  • 外の道具とのつなぎ Connectors
  • 入れた先で動かないときの直し方 Troubleshooting skills

「チームに配る」は、この回の作業のひとつです。

ステップ7

次の仕事を社内で立ち上げる

目的:次の仕事は、外に頼らず、社内の担当が自分で立ち上げられるようにする。

  • 次にAIにやらせる仕事を選ぶ
  • 目的・入れるもの・出すもの・確かめる人を決める
  • フォルダ・覚え書き・手順書・してよい範囲を組む
  • 別の人に試してもらう
  • 社内で作るものと、外に頼むものを分ける
  • 次の担当を育てる
できるようになること:外の先生に頼らず、社内の人だけで、新しい仕事の環境を1つ立ち上げられる。
出る人AIを広げる担当の人
社長・役員どちらでも
決めること次の担当/社内で作るものと外に頼むものの線/定期的に見直す場
会社に残るもの新しい仕事の環境一式、立ち上げの手順、次の担当、30・60・90日の確認表
公式の学習サイトで学ぶこと

英語の名前は、あとで公式サイトを探すとき用です。読み飛ばして大丈夫です。

Introduction to subagents/Introduction to agent skills

  • 別働隊とは What are subagents
  • 別働隊を作る Creating a subagent
  • うまくいく作り方 Designing effective subagents
  • 役割・説明・使える道具・出す形 System prompt / description / tool access / output format
  • 決まった形で結果を返させる Structured output
  • 新しい仕事の手順書を自分で作る Creating your first skill
ここがゴール②

次の仕事も、社内だけでAIに任せられる

ここまで来ると、新しい仕事のたびに外部の研修を入れる必要がなくなります。

9

手を動かす練習

話を聞くだけで終わりません。会社の実際の仕事で、6つの練習をします。

練習は、前の練習で作った物を使って積み上がります。順番は入れ替えられません。時間はだいたいの目安です。

→ 表は横にスクロールできます

練習ステップ時間使うものできたと言える状態
過去の依頼文を直す120分ブラウザだけほしい形が1〜2回で出て、直した理由を説明できる
計画を1か所直してから任せる220分パソコンのアプリ直した計画どおりに動き、決めた場所で止まる
疑う場所マップを作る320分ブラウザだけまず疑う3つと、合格・やり直しの線が書けている
交代テスト440分パソコンのアプリ別の人が同じ出来にでき、研修前より出来のちがいが小さい
一番関わっていない人へ配る620分パソコンのアプリはじめての人が、口で説明されなくても入れて同じ結果を出せる
新しい業務用の環境を立ち上げる720分パソコンのアプリ社内の人だけで、新しい仕事の環境を1つ動かせる

「交代テスト」が、この研修の合否を決めます。できる人が、手順を口で説明します。それを聞いた別の人が、手順書を書きます。説明した本人は席を外します。そこへ第三者が来て、同じ頼み方でやってみます。うまくいかなかったら、人を責めずに手順書を直します。

10

研修の中で決めること

研修を進めながら決めます。事前にぜんぶ用意しておく必要はありません。

→ 表は横にスクロールできます

ステップ決めること
0だれが受けるか/練習に使う仕事1つ/どこまでできたら合格か
1見せてよい情報/絶対に触らせない情報/社内で使うAIの入口
2実際にやる人/最初に任せる仕事の範囲/人が必ず見る場所
3合格の線を決める人/確かめる項目/最後にOKを出す人
4会社のやり方としてOKを出す形/どこまで配るか/直す責任者
5自動で通す範囲/止める条件/結果を見る人/おかしくなったときの戻し方
6どこまで配るか/直す責任者/配る前に見る人/社内の道具にどこまでつなぐか
7次の担当/社内で作るものと外に頼むものの線/定期的に見直す場

ステップ0・1・3・4・5は、社長・役員の参加が必要です。どれも「線を引く」判断で、現場だけで決めると後から覆るからです。

11

研修が終わったあと

終わって終わりにしません。30日・60日・90日で、続いているかを見ます。

30

30日後

  • 実際に使われているか
  • 困っているのはどこか
  • 情報の扱いで問題は出ていないか
60

60日後

  • 交代テストをもう一度やる
  • 出来ばえと、やり直しの回数をもう一度測る
  • やり直しやヒヤリとした出来事を確認する
90

90日後

  • 続けるものと、やめるものを決める
  • 直す責任者をもう一度確認する
  • 次に取り組む仕事を選ぶ
12

ここから先は、必要な会社だけ

通常の研修には入れません。条件がそろった会社だけ、別に組み立てます。

追加①

自社のシステムとつなぐ

自社のエンジニアがプログラムを書いて、AIを社内システムに直接つなぎます。

エンジニアがいない会社は不要です。ステップ7までは、プログラムを書きません。ここだけがコードを書く話になります。

できたと言える状態:だれが直し続けるか、安全の基準は何かまで含めた計画にOKが出ている。
決めること自社でつなぐもの/外に頼むもの/安全の審査と、直し続ける責任
出る人技術の担当者だけ
公式の学習サイトで学ぶこと

英語の名前は、あとで公式サイトを探すとき用です。読み飛ばして大丈夫です。

Claude Platform 101/Introduction to Model Context Protocol/Model Context Protocol: Advanced Topics/Building with the Claude API

  • AIが自分で回る仕組み The agent loop
  • 道具の決め方 Tool use / tool schemas
  • 考える時間を長くする Extended thinking
  • はじめから使える道具 Built-in tools
  • Anthropic側で動かすAI Managed agents
  • つなぎ口を作る側と、使う側 MCP servers / MCP clients
  • つなぎ口の中身 Resources / Prompts / Sampling / Roots
  • 通信のやり方 STDIO transport / StreamableHTTP transport
  • 同じ指示の使い回し Prompt caching
  • 社内の文書を探す RAG and Agentic Search
  • 指示のよしあしを採点する Prompt evaluation
追加②

AIを増やして手分けさせる

1体ではなく、何体かのAIに分けて仕事をさせます。

第3章が終わっていないと進めません。合格の線と手順書が固まっていないと、手分けさせても出来がそろわないからです。

できたと言える状態:それぞれが何を受け取り何を返すか、最後にだれが確かめるかが書いてある。
決めることだれがやるか/手分けさせる範囲/結果をまとめる責任者
出る人AIを広げる担当の人
公式の学習サイトで学ぶこと

英語の名前は、あとで公式サイトを探すとき用です。読み飛ばして大丈夫です。

Introduction to subagents/Building with the Claude API

  • うまくいく作り方 Designing effective subagents
  • うまくいく使い方 Using subagents effectively
  • 担当へ渡す Delegating the task
  • 詰まったことを報告させる Obstacle reporting
  • 決まった形で返させる Structured output
  • 同時にやる・順に渡す・振り分ける Agent architectures: parallelization / chaining / routing
13

研修で使う言葉

英語のままでは使いません。ぜんぶ、普通の言葉に置き換えて進めます。

→ 表は横にスクロールできます

英語での呼び方研修での言い方どういう意味か出てくるステップ
Chatbot / CopilotAIに相談する窓口人が質問して、文章や案を受け取る使い方。1
Agent仕事を任せる担当者調べる・計画する・やる・確かめるを続けてやってくれるAI。2
Plan mode読むだけモードファイルを変えずに調べて、やる前の計画だけを出す状態。2
Context window作業メモリいまの会話や読んだ資料を、いったん置いておける量。限りがある。0・2
Compaction作業メモリの整理長い作業を要約して、必要な分だけ残し、空きを作ること。0・2
Permission mode操作の許可レベル読むだけ、そのつど確認、自動でやる など、AIに許す範囲。2・5
Verification skill自動の品質チェック終わる前に、毎回同じ確認をして、合格かどうかを決める手順書。3・4
CLAUDE.md毎回読ませる覚え書きその仕事でいつも守ってほしいことを書いておくファイル。4
Skill手順書ある仕事を、同じ順番・同じ出来でやるための、使い回せる説明書。4・6
Hook自動の見張り決まった場面で必ず動いて、危ない操作を止めたり確認したりする仕組み。4・5
Headless画面を開かない自動実行人が画面をさわらずに、決めた指示を1回だけ動かす方法。5
Routine / Schedule定期便時刻や出来事を合図に、決めた仕事が自動で始まる仕組み。5
MCP社内の道具とのつなぎ口AIから社内外のサービスやデータにつなぐための、共通の入口。6
Plugin一式をまとめた配布パック手順書・別働隊・見張り・つなぎ設定をまとめて渡す入れ物。6
Subagent別働隊調べものや見直しを別のところでやって、結果だけ返してくれる担当。7・追加②